『学び合い』日記 in山形県鶴岡市

『学び合い』(2重カッコの"学び合い")の実践の奮闘日記です。

『学び合い』の考え方で学級経営をして最近分かってきたこと

『』の考え方で学級経営をして最近分かってきたことがいくつかあります。

①生徒たちで規律を正せるようになること

4月から7ヶ月になりますが、「ダメなものはダメ」ということを自分たちで正せるようになることが多くなったと思っています。

例え、集団が少し気が緩みがちになっても僕が一言個人ではなく、集団に向かって語るとクラス集団で正そうとします。

そして、生徒達が気が緩みがちになっているときは、だいたい担任である僕も気が緩んでいる時だと分かります。だから、自分自身を正す意味でも校歌があります。

去年までの僕だったら、クラスが緩む原因を作っているその生徒を叱責して終わりだと思います。

そこが去年とは違い、学級経営でもマシになった部分だと思います。

 

②よりシンプルに考えられるようになったこ

去年の4月。

初任でいきなり担任になった僕はとても焦っていました。

何で焦っていたかと言うと、「係・当番」です。

僕が中学校時代に当たり前にしていた活動を今度は自分が担任として生徒達に活動させることを考えたとき、「上手く機能するだろうか?」と考えました。

本当に今考えると小さいことをくよくよ悩んでいたのですが、去年は必死でした。

『』の考え方で「係・当番」を考えると、必要ないです。

1つ例を挙げると、給食活動です。

私の学校では給食活動は何時何分まで盛りきり、着席して「頂きます」、そして「ごちそうさま」をして、片付けが何時何分まで、と決められています。

だから、守るべき点はそこです。

それ以外は各担任の自由になっています。

だから、私は4月の最初に以下のように説明しました。

「みんなの学校の教育目標は◎◎です。この目標を達成するために、給食活動では盛り付け以外当番を決めません。盛り付けは衛生上の問題があるので、各週ごと交代はします、それ以外はみんなで周りを見て動いてください。目標は◎分までに全員の机に配膳されている状態で、「頂きます」をすることです。」

このようにして給食活動をスタートしてから7ヶ月。

きっと、「このやり方だと、手伝わない生徒もいるのでは?」と思う人もいると思います。

答えはYesです。

でも、それは集団の状態を顕在化させただけです。

だから、この「手伝わない生徒」を変える必要があります。

そして、それは集団の力が変えてくれます。

実際、4月は全然働かなかった生徒が、積極的に働くようになり、細かいところまで目が行くようにもなっています。

もちろん、僕は何もしていません。

 

③行事ごとで規律を正す力があること

合唱コンクールをイメージしてください。

女子が男子に向かって「もっとしっかり歌って」という図は想像できますか?

また、全然歌ってくれない生徒に教師が力を尽くす図は想像できますか?

合唱コンクールの通し練習が終わるたびに、集団がダラダラしてしまい、正すのに時間がかかってしまう図が想像できますか?

実はこれは去年の自分でした。

『』の実践はスタートしていたものの、やはり時間というのは大きいです。少し遅かった部分もありました。

今年のクラスの強みはここだと思っています。

もちろん3年生ということはあります。

でも、自分たちで修正していく力がとてもあると感じます。

 

もっとたくさんあるのですが、この3点を挙げました。

他の点で気づいたことはブログで頭の整理として使っていきます。

 

そして、最近あまり投稿できず申し訳ありませんでした。

 

同僚の先生方に恵まれていること

最近、本当に思うことは同僚の先生方に本当に恵まれていることです。

管理職の先生をはじめ、学年団の先生方や同じ教科の先生方、50人以上の先生方がいるこの環境を本当に幸せに感じています。

分からないことがあったら、いつでも聞ける環境にいることが本当に頼りになり、素晴らしいことです。

 

私はいつかこの学校を離れることになります。

その前に、たくさんの先生方から吸収していきたいです。

それぞれの先生方の考え方の違いを吸収して、「じゃあ自分はどうなのか?」を考える1つのきっかけになると良いと思います。

 

最近、スマホで時間をつぶす時間が減りました。

読書って本当に良いですね・・・。

山形『学び合い』の会

kokucheese.com

西川先生の方からも告知して頂きましたが、12月9日に『学び合い』山形の会を開催します。

日頃の実践の悩みや成果、そして何よりも児童・生徒の活躍を話せる機会になればと考えております。

 

当日の人数は20名先着となっていますが、それ以上増える場合でも対応できます。

山形県や隣県なども含め、ぜひたくさんの方々と交流できればと思っています。

よろしくお願いします。

行動を褒めることの難しさ

最近『学び合い』の授業を上手くいっていたと考えていた自分が、まだまだ甘いということを生徒たちから気づかされました。

 

「行動を褒める」

 

これはものすごく大事なことだと本当によく分かりました。

クラスの全員達成に向けて、誰かの説明を聞いたり、説明をしようとしたり、次の日の課題の予習をしたり、まだ終わっていない人を見つけて力を貸していたり・・・。

私は、このような生徒達の姿が当たり前になりすぎて、「褒める」ことを忘れていました。ダメですね・・・。

それでは生徒たちも動きが鈍くなる日もあります。

逆に、よくここを意識した声かけをしないで、今までの『』の授業が成り立っていたなと思いました。

 

それを本を読んで気づきました。

5回目くらいになると思うのですが、まだ本を読んで気づくことがあります。

あまり気にしないで読み飛ばしていたところに気づきます。

だから、やはり、守・破・離の「守」をいつまでも大切にしていきたいです。

 

今、軌道に乗っているクラスもあれば、そうでないクラスもあります。

でも、どのクラスも、以前よりはますますよくなっています。

言葉かけ1つで全然違うことを改めて実感。

だから、本通りということをどこまで意識できるのかも大事なことだと思いました。

本通りって実はすごく難しいことだと思います。

というか、油断が全く出来ないことです。

そして、生徒たちの10年後、20年後を見据えた教育ということを私自身がもう一度思い直すきっかけになりました。

 

「行動を褒める」

 

「良い考えだね~」などの教科に関することを褒めるにとどまっていた最近。

 

以前とは変えることを意識して、「行動を褒める」ことを徹底していきたいと思います。

 

独り言(本に書いてあること、あなどるなかれ)

最近の失敗が言葉かけ1つで変わる。

それが『学び合い』です。

そして、それを生徒が感じ取ってくれる。

 

油断できません。

そして、教師のすべてがでる授業が『学び合い』ですね。

最近の失敗(「褒めること」)

最近の『学び合い』の状況がどのようなものなのかを記述します。

どのクラスも一生懸命頑張っている状況です。

しかし、一方で中だるみが徐々に見られているところです。

 

大阪でK先生がおっしゃっていたように、本当にこの「船」を1年間を通して沈まないように、先に先に、共に進んでいくことの難しさを実感しています。

 

そこで、今『』があまり上手くいっていない(個人的にですが)クラスの原因を考えながら本を再読していたら、やっぱり分かりました。

 

私は、全員達成に向かっている、生徒たちの「行動」を褒めていなかったのです・・・。

 

1学期のころもですが、『』が軌道に乗り出すと、もう私が何も言わなくても生徒たちで学び合います。それも全員達成に向けて。

私自身「心が甘くなってはいけない」とは、思いつつも、やっぱりどこかで甘くなっていた部分があったのだと思います。

 

そして、徐々に生徒の全員達成に向けた行動を褒めるということが抜けていたと思います。「良い考えだね~」「そうやって解くと良いよね~」などの、教科に関して褒めることは継続していたものの、全員達成に向けた「行動」を褒めることはしていなかったように思えます。

 

私の中で、「生徒たちはもう自然に学び合う」と考えていたところが、全員達成に向けた「行動」を褒めていないことにつながっていました。

 

 

『学び合い』って難しいです。

この授業を継続することの難しさを実感しています。