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『学び合い』日記 in山形県鶴岡市

『学び合い』(2重カッコの"学び合い")の実践の奮闘日記です。

『学び合い』はやっぱり止められません・・・。

最近のことをけっこう長めに書きたいと思います。

 

今年は、4クラスの授業をもっています。

どのクラスでも『学び合い』のオリエンテーションを終えて、授業に入りました。

オリエンテーションでは、「Find!アクティブラーナー」のサイトの授業動画を生徒たちに見せ、私がどんな思いでこれから授業を行っていくかを語りました。

その動画を見せているときに、昨年度私の授業を受けてきた生徒もいました。

その生徒たちには、私の説明は昨年からしてきましたので、早速「課題をやっていていいよ」と言い、課題を渡しました。

案の定、黙々と課題に挑んでいました。

 

そして、授業が本格的に開始してから、約一週間が経ちましたが、やっぱり『学び合い』は止められません・・・。

そして、私には生徒たちを止められません。

スタートして、まだ一週間少しなので今の調子が良いのは当たり前なのですが、やっぱり生徒たちの勉強する姿に驚かされます。

 

『学び合い』をしていて思うことは、教師として2年目の私が、一生懸命教材研究をして、生徒たちの反応を予想して、指導案をこまめにつくり、授業準備を毎日深夜遅くまでして、眠いのを我慢して、生徒たちの前では作り笑顔をたっぷりとして、最高の授業をしたとしても、きっと大部分の生徒は「分かったつもり」になれるかもしれませんけど、「分かる」ことはできないんだろうなと思います。

 

あの1時間で、あれほど脳みそに汗をかかしてやることは、私一人の力では、絶対無理です。

この一週間の生徒たちの姿を見ていたら、『学び合い』を続けざるを得ないとうか、私が教えなくても本当にすごい力をもっていると実感させてくれるので、止められないと思います。

 

先日、中学校3年生では、「展開の公式」の授業をしたんです。

昨年度もでしたが、「先生が公式のつくりかたを教えなくても大丈夫なの?」と同じような質問を受けていました。

そのような数学の本質的な部分は、教師が教える必要があるのでは?という疑問が、他の数学の先生が思うのは当然のことです。

正直、私もまだ日が浅かったので、自信のいく表情で「Yes」とは言えませんでした。

でも、一昨日、生徒達が教科書を開いて「展開の公式」が面積を用いて上手く説明できることに気づいている姿を見たときに、改めて「子どもたちは有能である」ことを実感しました。

ものすごい、感動した様子でした。

もちろん、クラスで大声で「こんなことに気づいているグループもありますよ!!!」と全体に向かって言いました。

それを聞いて、何人かが動き出し、そしてその何人かを見た何人かが動き出し、そしてまたその何人かを見た何人かが動き出し・・・、です。

だから、私は生徒たちを信頼することができています。

 

そして、もう一つ、『学び合い』を止められない理由は、授業の進むスピードがものすごい速いことです。

3時間(30分のオリエンテーションも含む)で、教科書は10p進みました。

中3の数学の先生方、いかがですか?

少なくとも、遅くはないと思います。

よく「アクティブ・ラーニングしたいけど、授業時数が足りないからできないんだよな~」という声を聞きます。

私としては、むしろ「アクティブ・ラーニングだから、授業が進むのが速い。」「『学び合い』だから、授業が進むのが速い。」という感覚です。

よくアクティブ・ラーニングをしたい先生方で誤解されていることの1つとして、「教科の目新しい特別なことをグループ活動を取り入れてしなくちゃいけない」と感じていることもあるのかなと感じています。

教科書をみてほしいです。

生徒たちが学習する内容は、教科書に書いてあることです。

だから、特別なことをする必要はないのだと思います。

学ぶ内容は変わらないこと、今回の学習指導要領の改革は「学び方改革」であることを本当の意味で勉強をしていかなければなりません。(私も含めてです。)

 

 

まあでも、今上手くいっているのは最初だからです。

これからマンネリ化も訪れます。

そこからだと思います。

一年を見通していきたいと思います。

 

『学び合い』は、止められません・・・。