『学び合い』日記 in山形県

『学び合い』(2重カッコの"学び合い")の実践の奮闘日記です。

何を学ばせるか

今、「資質・能力」の育成が話題になっています。(私の学校では)

 

正直に言うと、私にとってこの「資質・能力」は曖昧です。

数学の授業を通して、何を身につけさせるのかを考える必要があります。

だから最近は、数学の見方・考え方にはどのような種類があるかを具体的に考えています。そして、それに応じた課題を準備したいと考えています。

ですが、です。

 

『学び合い』を実践していて、私の学級担任をしているクラスについて1学期を振り返ってみると、ものすごい良い文化ができていると思っています。

数学の授業に関して言えば、私が提示した課題については自然と解きます。

それも一人も見捨てずに、全員達成を目指してです。

という文化ができて、はじめて感じたことは、「何を学ばせるか」です。

ここを今年度の1学期は自然と考える自分がいました。

 

昨年の1学期。

まだ、『学び合い』を実践していないときは、「どのように教えるか」だけを考えていました。

それもそのはずです。一斉授業の中で、発問や板書だけを考えていました。

そして、ノートで授業を進めるか・プリントで授業を進めるかを考えていました。

本当にしょうもないことを悩んでいました。

この文を書くと、情けなくなってくるのですが、本当にそのレベルだったのです。

本当に昨年度の自分がどうしようもなかったのです。

大学で学んできた理論とぶつかり、どうしようもない自分がいたのです。

それが今、自然と「何を学ばせるか」を悩むようになりました。

ここが今の自分の進歩したところだと思います。

そして、その「何を」の部分を今考えています。

 

「学力」を議論したいです。

というか、私の中では、もう「学力」はくだらないものと捉えています。

そして、今の学習集団であれば、時間さえいただければ(短縮授業を減らしてほしい・・・)、テストの点数を伸ばすことができると思っています。

そして、テストの点数だけでなく、分布についても正規分布の右よりの形にしていくことのできる集団だと信じています。

今は、「学力」を、県で行う「実力テスト」に切り替えて課題創りをしています。

それが「学力」だと考えているからです。

「学力」を定期テストとすれば、定期テストの点数は伸びます。

「学力」を実力テストとすれば、実力テストの点数は伸びます。

「学力」を全国学力学習状況調査の問題とすれば。全国学力学習状況調査の点数は伸びます。

今の感覚はこのような感じです。

だから、学校として何を「学力」とするのかが大切なのかなと感じています。

少なくとも、先生方の考える「学力」と、生徒たちの考える「学力」は違います。

同じ部分もあると思いますが、違う部分も多くあると思います。

 

「何を学ばせるか」

 

これは本当に本当に大切なことだと思います。