『学び合い』日記 in山形県

『学び合い』(2重カッコの"学び合い")の実践の奮闘日記です。

入学式での語り

一人も見捨てない」集団を創るための2つの力について

「一人も見捨てない」ことは当たり前のことかもしれません。
でもその当たり前のことの本気の実現は非常に難しいことです。

「一人も見捨てない」集団となるために必要な具体的な2つの力を書きます。

①人の輪に「入り込む力」その力を義務教育最後の中学校で身につけてほしい。

一言で言うと、「誰かの力を借りることのできる力」。
みんなは困ったときや分からない問題にぶつかったとき、どうしますか?
困ったまま、分からないままで終わったりはしていないですか?
私は、みんなが社会に出てから一番大切な力は「入り込む力」だと思います。
自分が困ったときに、誰かの力を借りることができますか?
自分が分からないときに、誰かの力を借りることができますか?
その力を義務教育最後の中学校で身につけてほしい。


②人を輪に「巻き込む力」「巻き込む力」を出せる人が多い集団は、ものすごい力を発揮できます。

①と同じくらい大切な力は、「巻き込む力」です。一言で言うと、「誰かに力を貸すことのできる力」。みんなは今年1年間、「チーム」で行動することが多いです。「チーム」で行動する時に、ひとりぼっちになっている人はいないでしょうか。「あいつはいいや」と馬鹿にしてほったらかしにしてしまったことはないでしょうか?自分が所属する「チーム」の誰かを、馬鹿にしてのけ者にすることは、「チーム」にとって『損』です。「チーム」にとっての『損』は、自分にとっての『損』にもつながります。だからこそ、「巻き込む力」を発揮して、「チーム」にとっての『得』。「自分」にとっての『得』にしてほしいと願っています。「巻き込む力」を出せる人が多い集団は、ものすごい力を発揮できます。

 

 

以上のことを中心に保護者と生徒がいる前で語らせて頂きました。

 

①を話す上で大切にしたことは自己開示です。

 

三つの例を挙げました。私の話です。

 

私は小規模の小学校から大規模の中学校に入学しました。だからこそ、抱えていた悩みがたくさんありました。

①休み時間の「バスケ」への「仲間に入れて」が言えなかったこと。

②部活動がない日、一斉下校の日のこと。いつもと違うその日に限って、勇気を出して「一緒に帰ろう」と言えなかったこと。

③勉強で分からない所があったとき、「教えて」と言えなかったこと。

特に③は、周りから自分は勉強ができると思い込まれていて、みんなから頼りにされていたから、正直に「分からない」ということができなかった・・・。ということを話しました。

 

伝わったかどうかは分かりませんが、今できる精一杯の語りを行ったつもりです。

 

今日は学級の仕組みの準備をしてきます。