『学び合い』日記

『学び合い』(2重カッコの"学び合い")の実践の奮闘日記です。

【読書】教師の仕事術

これを精読し終えました。

 

 書評になってもいないですが、感想を書かせて頂きます。

 
p23「あなたの一番の問題は、時間が無限にあるかのような生活を送っていることなのです。」
 
この一文を読んで、自分の教師としての価値観が変わった。
教師の仕事は忙しい。みんな忙しいのである。だから、「忙しい」というのは、言い訳にしか過ぎない。
このようにずっと考えていた。
いつかきっとこの忙しさから解放される日がくると思っていたのでは、いつまでもその忙しさから解放される日が訪れることはない。
今、「働き方改革」が叫ばれている世の中であるが、意識改革でもあると思う。
教師としての意識をどこまで変化させることができるか、その視点が今問われていると感じた。
 
p43「<活きている時間>は待つものではなく、自分で創り出すものなのです。」
 
さきほどの転記した文章とも似ているのだが、こういった意識をもつ必要があるということを教えてくれる文章である。
「忙しい」と言葉では言うものの、では自分の生活をすべて堀先生の述べている<活きている時間>にできているかというと、NOである。
簡単なことではないが、常にこの意識を持ち続けることが、意識改革につながると思う。
 
p54「いま、ブログやSNSで発信する教師がたくさんいます。ただ、ネット上で発信している若い教師を見ていて僕が違和感を抱くのは、まったく練られていない文章ばかりが羅列されていることです。垂れ流すように文章がアップされているのですが、どれもワンエピソードで分析がないもの、今日体験したちょっといい話的なものが多いのです。この手のものをいくら書いたとしても、実は発信型の生活に身を置くことにはなりません。」
 
心にぐさっとくる内容である。というのも自分のことを言われているのではないかと、doubtがかかる文章である。
なぜ、自分がブログを更新しているのかを、もう一度整理して考えてみると、やはり、日々の実践の整理、自分の思考を整理するためだと思う。
ブログや文書政策を1つとっても、意味のあるものにするためには自分の意識を変えていく必要があるのだと思う。
ブログを書いていて思うは、やはり練った文章というのは、常日頃から意識して書いていないと、なかなか書くことが難しいということである。
p55には「自分の日常を発信型にすることーこれが毎日の仕事を充実させるための最良の方法なのです。」とあります。
常に誰かに伝える、「相手意識」をもって生活していくことが、先ほどの<活きている時間>にもつながってくるのではないかと思う。
 
 
 
以上が10の原理で、私が最も印象を受けた文章です。
今までの仕事術とは全く違い、教師としての意識改革に深く踏み込んでくる本です。
なんというか、テクニックありきではなく、やはり考え方ありきなんだと考えさせられました。
「こうすると、上手く時間が使えるようになる」「机の上はすべて綺麗にしておく」など、様々な仕事術のテクニックは存在するけど、それ以上に大切なのが、教師としてどのような意識をもつのか。部活動の勤務が軽減されている、校務分掌において余計なものを省く、学校行事を軽減する、など、今の背景をもとにして、様々な動きがあります。
でも、それが全て有効なものになるためには、教師としての意識を、一社会人としての意識を大きく変えていく必要があるということを改めて実感しました。
 
僕は精読するのに時間がかかりましたが、教師は必読の本だと思います。